RS401i Cycloneのシャシーを切り出す。

このサイクロン、ヤフーオークションで入手しました。しかし、シャシー（アッパー、ロアとも）傷みがひどく、きちっと走らせることができそうにないし、ぶつけて万が一、のことも考えられるので、切り出すことにし、ラジマガのレストア記事を参考にしました。

ロアシャシーは、1.5mmのG-FRP、アッパーデッキは1.2mmのG-FRPです。

使用した道具は、近所のホームセンターでリュータ（3980円）ボール盤（6980円）、ビッグウェーブさんの超硬ドリル刃（3.1mm、3.6mm）、皿モミ用刃、近所の100円均一で売ってたヤスリ（3本1組とダイヤモンドヤスリと大きめの平ヤスリ）、リュータにつける研磨用の軸（？）、5本1組の鉄鋼用ドリル刃、サンドペーパ（#400）、ケガキ針（118円！）、ノギス等です。

ラジマガ'03年11月号の方法と同じやり方で行いました。

しかしながら、はじめに元となるシャシーを固定するビス穴をきちんとしなかったため、若干ずれてしまいました。ただ、フロント、リヤのアクスルについてはきちんと平行がでているようです。

切断には、フリーウェイ　コッピングソー（ダイヤモンドノコ刃）を使用しました。ザクザク切れるのですが、まっすぐ切るのは難しいです。ケガキ線よりも2mmくらい外側を切り、リュータで削って形を整えました。直線部分は、大きめの平ヤスリでガシガシ削り、Ｒをつける部分は、リュータで削りました。切り出した、というよりも、削りだしたと言う感じでしょうか？また、皿ねじ加工は、ラジマガのとおり切る前に行った方がぶれが少なく作業しやすいです。

1日目は生まれてはじめてということもあり、ロアデッキのみ完成。こんなものか、という感じのできでした。

2日目は、アッパーデッキです。1.2mm厚ということで格段に作業がしやくすなりました。まずバッテリ固定パーツを取り付けるねじ穴2つとスピコンを取り付ける穴2つを基準に穴をあけました。そして、そこで固定してケガキを行い、肉抜きしてある穴にはドリルで長めの穴をノコ刃を通すために開けました。

そして、まず外形を2mmくらい残しながらコッピングソーで切断。ケガキ線を越えないように気をつけます。そして、ヤスリでガシガシ削りました。3時間程度で、アッパーデッキは完成。こちらはほぼオリジナルと同じ形にすることができました。

新しく作ったシャシーフレームを組み込んだところ、剛性が全然違います。これなら頑丈そうです。別に2mm厚の板も買っていますので、これからロアデッキをオリジナルで作ってみようかとも思っています。

この工作では、ノコ刃とリュータが決め手になると思います。また、カーボンではこんなに簡単には削ったりできないと思いますので、初心者にはFRPの方がいいと思います。また、削りカスが大量に発生します。掃除機で吸い取って処理しましたが、呼吸で吸い込んでしまったみたいです。マスクされた方が無難かと思います。

メインシャシーです。（左：オリジナル、右：製作したもの）これは初めて作った方で、ちょっとゆがみました。

さっそく組み込みました。アッパーデッキも切り出しました。

ステアリングサーボはアッパーデッキにかり止めしています。

新車のようになりました。